高山帯の砂礫地に生育する日本固有の高山植物。
「高山植物の女王」と呼ばれるほど、厳しい環境に適応。
目次
和名
駒草
特徴
- 多年草で地下に太い根茎を持ち、乾燥に強い。
- 開花期:7月〜8月(高山の短い夏に開花)。
- 強風・強日照・寒冷に極めて強い。
- 葉:
- 葉は細かく裂けたレース状(シダのよう)で灰緑色。
- 砂礫地で水分蒸散を抑えるための形。
- 花期:7月〜8月(高山の短い夏に開花)。
- 花の特徴:
- 独特の馬の顔の形のような心形〜袋状の形
- 2枚の花弁が外側に強く曲がり、内側に2枚の花弁を包む構造。
- 全体として「深く裂けたハート型」のように見える。
分布
本州中部の高山(北アルプス・南アルプス・八ヶ岳など)に分布。


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