ウラジロヨウラク

2025年10月7日

和名

裏白瓔珞

花：紅紫色で細長い壺形、先が浅く5裂して反り返る。下向きに多数つく。
葉：卵形〜広楕円形で丸っこく、先端は丸みを帯びる。葉裏は粉白色（これが名前の由来「裏白」）。
開花期：6〜7月。

よく似ている花に「ガクウラジロヨウラク」がある。花柄や花の付け根に「小さなガク片」が目立つ（名前の由来）ものが「ガクウラジロヨウラク」。

本州中部以北〜北海道の山地〜亜高山帯に生育
尾瀬、至仏山などで見ることができる。

① 相称性による分類

放射相称花（放射状花） 中心から見てどの方向にも対称な花。バラ、サクラ、ユリなど。

左右相称花（蝶形花・唇形花など） 左右一方向だけに対称な花。エンドウ、ラン、シソなど。

不相称花 どの方向から見ても対称にならない花。ショクダイオオコンニャクなど。

② 花冠の形による分類

車形（しゃけい）花冠 車輪のように平らに広がる。アサガオ、ナス科植物。

鐘形（しょうけい）花冠 釣鐘状。スズラン、ホタルブクロ。

漏斗形（ろうとけい）花冠 漏斗のように筒から広がる。アサガオ、ヒルガオ。

唇形花冠 上下に分かれて唇のような形。シソ科（シソ、ラベンダー）。

蝶形花冠 蝶のような形で5枚の花弁が特徴的に並ぶ。マメ科（フジ、エンドウ）。

頭状花（頭花） 小さな花が集まってひとつの花のように見える。キク科（ヒマワリ、タンポポ）。